不動産会社による買取サービス

とにもかくにも早く売ってしまいたい

不動産を売却するには一定の労務が発生します。まず、仲介業者を多数当たって、気の合う営業を見つけるまで延々と話を聞き、安い高いなどの話を聞き、媒介契約を結び、売出し、一週間に一度の販促報告。

内見が入ったら家を空け、買付はいつまで経っても入らない。

買付が取れたと思いきや、融資が通らずにキャンセル。

売れたころには身も心もヘトヘトです。

このようなお悩みを一気に解決する方法があります。

それが不動産買取サービスです。

買取価格は相場価格の半値から７割程度

ほとんど労力なくサクッと売却できる。そんな買取サービスですが、デメリットはあります。

一番のデメリットは、売却価格が相場の半値から７割程度まで下がってしまう点です。

この仕組みは、不動産を買い取って、リフォームなどで問題点を解決し、その上で利益を乗せて販売するビジネスです。

ですから、相場価格で買い取ってしまうと、利益を得ることが困難となりますので、買取の査定額は相場の半額から７割程度となってしまうのです。

不動産買取を選ぶべき人はどんな人？

さて、そんな不動産買取ですが、これを選ぶべき人は一定数います。

どのような方が、買取を選ぶべきでしょうか？

室内が老朽化している、傷んでいる。

不動産買取サービスを選ぶべき筆頭の人は、築古のマンションを所有していて室内が老朽化している人や、使い方が荒くて部屋の中が傷んでいる人です。

この様な物件は、例え一般に売り出したとしても、結局売却することができません。

理由は自分が不動産を買うときにどのような物件を選ぶかを考えれば一目瞭然です。中がボロボロの物件にはすぐ住むことができませんし、リフォームには多額の費用が必要となりますから。

また、運良く売れたとしても、売却後のアフターフォローが発生する可能性があります。設備が壊れたり、給排水管が漏れたりなど、折角売ってもその後に多額の費用が必要となってしまいます。

ですから、このような老朽化・中が汚い、傷んでいる等の不動産を売却ご検討の方は、買取サービスを選択すべきでしょう。

不動産の相続不動産の換金

肉親が亡くなり、不動産を相続した場合にも買取が適しています。

複数人で不動産を相続した場合、遺産分割手続きなど、ただでさえ手続きが煩雑なうえに、一般の方に不動産を売った場合、細かい販売価格を誰が決めるのか、そのアフターフォローの費用は誰がどう払うのか、売れたとしても契約までに遺産分割の協議が完了するのか。などかなりややこしい状況に置かれます。

相続が発生した場合には、不動産会社に買取金額を算出してもらい、それに基づいて遺産分割協議をしてしまうと非常にスムーズに話が進みます。

アフターフォローはありませんし、契約直前に相続人同士で揉めてキャンセルになってしまう等のリスクもありません。

相続で売却する際には不動産買取サービスがおススメです。

債務滞納が原因の売却

債務滞納が原因で不動産を売却する場合は、とにかく早急に売却する必要があります。

放置しておくと、遅延損害金がどんどん嵩み借金が増えていく上、最悪は差し押さえ、強制競売となり、何の準備もなく家を追い出されることになりかねません。

この様なケースでは、一般でゆっくり売出しする期間が取れないことが多いため、不動産の買取業者に迅速に買い取ってもらう必要性があります。

ですから、債務滞納などで迅速に不動産を売却したい場合も、買取が適しています。

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